2011年2月25日金曜日
2月12日(土) 授業日誌 関根恵理子
みなさん、こんにちは☆
ソプラノの関根です☆☆
さっそくですが、12日のレッスンをレポートいたします!
スタートは音楽室でした。
ざわざわと集まったところでレッスン開始……の、前に!
新人さんの紹介がありました!!(パチパチパチ☆)
まずは、誘ってくれた(Sing!恵比寿の魅力を熱く語ってくれた)メンバーから紹介してもらい、ご本人からもひとことずついただいて、みんなの温かい拍手でもって、もう仲間入り完了です(笑)
みなさん、これから一緒に楽しく歌っていきましょうね♪
さて、突然ですが、今年のSing!恵比寿は違います。
昨年より、一味も二味も違います。
【楽しくなければSing!じゃない!うまくなければ楽しくない!】
もっと多くの人たちと歌い、多くの幸せを共有するためにも、しっかり練習を積んで上達しちゃおう!ということです♪
それなりに歌えるようになると、それなりにうまく“見せようとする”こともできますが、“見せる”ではなく“魅せる”ステージにするためには、確固たる練習に裏付けされた実力が必要不可欠だと思うのです!!!!!(あっつあつでごめんなさい笑)
となると、必然的に、基礎的な発声練習が大切になってきます。
今回は荒尾先生dayだったので、まずはいつもの発声練習から……かと思いきや!
やっぱり今年のSing!恵比寿は違います(←3回目)。
声をラクに出すために、呼吸法(腹式呼吸)を意識する練習から始めました。
「Su―――――……」っと、弱く一定に、より長く息を吐き続けます。
次は、「Hum―――――……」というハミングで、同じ要領で。
そして、「Ah(or Ma)―――――……」で、やはり同じ要領で。
すると、どうでしょう?!
最初は35~50秒も続いていた息ですが、声を出していくと30~40秒になり、最後は15~25秒が精一杯といったところ!
同じ要領でやっているのに、この明らかな差には驚きでしたね。
これなら、なかなか大声を出せない家や職場、駅のホームでも(?!)練習できますね!
それから、いつもの「Hum―」と「Ma―」での音階練習。
あれ?いつもより声が出ている?!
私は、そう感じました。
次に新しく取り組んだのが、「Bbbbbbbbbb……」と、息を吐きながら唇をぶるぶるぶる~と振るわせ続けるというもの!(←うまく表記できない涙)
これが意外と難しいんですね。
少しはできても、なかなか長く続けられない。
そういう時は、両手の人差し指で、口角のあたりを軽く押さえると簡単にできます!
口の周りに余計な力が入らないようにするのです。
できるようになったら、「→Bbbbb↑bbbbb↓bbbbb→」と、オクターブで声(Uh―)を出しながら音階練習をしました。(←やっぱりうまく表記できない泣)
さらに、音が上がる時は首を下げ、下がる(元の音に戻る)時は前を向く、という動作も付けました。
遊びのような感覚で、しかし実は、口元の余計な力を抜き、喉に負担をかけずに声を出していたんですね!
発声練習っておもしろい!!
そして最後に、「Hahhahhahhahha――(はっはっはっはっは――)」と、スタッカート気味にお腹周り(腹筋、浮き輪)を意識しながら音階練習をして、終了です。
すべてに共通して意識するポイントは、四つ(あ、これは私が感じたことです汗)。
一つ目は、息(空気)は“吸う”のではなく、お腹に“入れる”という感覚です。
二つ目は、入れた息を、声を出すときに簡単にしぼませないこと。
なるべく保ったまま、徐々に出ていって、最後は出し切るイメージです。
出し切ると、次にブレスするときもお腹に自然に空気が“入り”ます。
三つ目は、声を出すとき、“お腹周りにある浮き輪をグッと下ろそうとするけど、腰骨(尾骶骨?)でつっかえて下ろせない”イメージです。
この三つを意識すると、歌声にブレがなくなって安定してきます。
四つ目は、発声練習でも歌うときでも、いつも目を見開いて、口も大きく開けて、口角を上げて、楽しく声を出すこと!
生き生きとした笑顔で歌っていると、聴衆・観客のみなさんも、つられて自然と笑顔になるものです☆
約30分間、みっちりやって、みんなお腹周りがすごく疲れたと思います。
喉が痛くならず、力みも少なくなった気がします。
声が、ちゃんとお腹から出て、のどが開いている証拠ですね。
さぁさぁ、いよいよ歌の練習に入りました!
まずは『翼をください』です。
1.新人さんたちに自分のパートを決めてもらうため
2.みんな……ちゃんと思い出すため(笑)
これらの理由から、パートごとに歌うことから始めました。
復習の意味を兼ねて自分のパートの音を改めて確認し、他のパートのみんなから見られながら歌う緊張感……これ、結構、大事です。
それから、ソプラノ・アルト&テナー・バスで二部屋に分かれてレッスンし、全員で何度か合わせました。
昔からの馴染みもあり、昨年からずっと練習してきた曲でもあり、歌い終わったあとの満足感も得られるようになってきましたが、一回通して歌って「もういいや」とはならず、「もう一度歌いましょう!」という流れになるのは、なんとも言えず嬉しい雰囲気です。
噛めば噛むほど味が出る如く、歌えば歌うほどSing!恵比寿にしか出せない色に染まっていく『翼をください』『Oh! Happy Day』『上を向いて歩こう』の既存曲3曲。
いつでもどこでも、少人数でも無茶振りでも歌えるように(笑)練習をして、Sing!恵比寿のレパートリーをどんどん増やしていきたいですね♪
そして……!!
ついに新曲に着手いたしました!!!!!
ABBAの『Dancing Queen』です♪♪(パチパチパチ☆)
4月までに全員でレッスンする曲になります。
もちろん、Sing!恵比寿が誇るスペシャルな先生方によるオリジナルアレンジです♪
完成しているサビの部分を練習しました。
ソプラノは(バスも主に)主旋律なので、初見でも歌いやすかったと思いますが、なかなか手強い動きがあるのがアルトとテナーです。
僭越ながら、わたくし、各パートの音をピアノで弾かせていただきまして(単音でよかった…)、まずは全員で全パートを歌ってみました。
自分のパートをしっかり譜読みすることはもちろん、他のパートの音(の動き)を実際に歌ってみることで体感することは、より美しく正確なハーモニーを奏でる上で、とても重要なことです。
全パートを全員で確認したあとは、パートごとに改めて練習!
曲そのものがノリノリで軽快なので、とにかく何度も歌う!歌う!(笑)
CDに合わせてハモってみると……これが、ちょー楽しーっ♪
思わず踊り出したくなるような楽しさ♪
まさに“Dancing Queen”!!
通して合わせる度に、みんな笑顔になり、口々に「イイね~♪イイね~♪」とつぶやくほど!
サビだけでこんなにテンションが上がるなら、一曲すべて完成した暁には、どんなことになってしまうのでしょう(笑)
Sing!恵比寿2011……大変なことになりそうです!!
最後に、上田さんからの連絡事項とスタッフミーティングがありました。
詳細は、ひとつ前のブログを参照していただくとして、ここではいちばん大事なことをひとつ、改めて。
加計塚小学校で練習できるのは3月までです!
4月からは、恵比寿駅西口からほど近い、長谷戸小学校をお借りすることになりました!!
恵比寿公園の隣です。
東京メトロ日比谷線を利用される方にとっては、ぐっと近くなりますね。
交渉してくださった上田さんや新谷さん他のみなさんには、心から感謝です!!!
ここまでお読みいただいてありがとうございます。
ではみなさん、また明日のレッスンでお会いしましょう♪(笑)
ソプラノの関根恵理子でした☆