2011年6月11日土曜日

6月4日 授業日誌 市川華江

みなさん、こんにちは。
授業日誌初登場、ソプラノの市川華江です。
早速ですが、6/4のレッスンのレポートをさせていただきます。

この日はいつもより1時間早い13時スタート。
私は少し遅刻してしまったのですが、長谷戸小に着いたら吉田先生の発声レッスンの真っ最中。
黒板を使った解説や、椅子に浅く腰掛けて腹式呼吸を意識した発声など、じっくり丁寧にご指導いただいて、本当に貴重な時間でした。



中でも分かりやすかったのが「響き」についての説明。
ティンパニを叩くと響くのは中が空洞になっているから。
(音楽室に置いてある楽器を使っての実演付きです。)
歌は自分の体が楽器なので、体の中の空洞を使って響かせます。
それは胸だったり鼻腔だったり頭蓋骨だったり。
でも、いちばん作りやすい空洞は「口の中」とのこと。

ん??・・・そうです。
荒尾先生のレッスンでいつも言われている、
「アエイオウオイエアー」「どの母音でも口の中の形を変えないように、上顎に響かせて」
というのと繋がりました!
この日は「アエイアエイアエイ…」や「オウオウオウオウ…」といった感じで、音にせず声だけでの練習もしました。

発声の後は、DancingQueenの練習です。
吉田先生には、イントロの部分をみていただきました。



重要なポイントは2つ。
①ブレスのタイミングを決めること
②伸ばす音の長さを合わせること

なるほどー。確かに、ひとりで歌うなら自由でいいけど、みんなで歌う場合には決めごとも必要。
特にブレスについては今まであまり意識してこなかったように思います。
でも、ブレスする所を合わせて歌ったら、それまでなんとなく分散されているようだった声が、ひとつに集まって現実的な声になったように感じました。
小さなことですが、これだけの人数で歌うときには聞こえてくる声に大きな変化があるんですね。
今回やらなかったサビやエンディングについても一度考えてみるといいかもしれません。

吉田先生のレッスンはここまでで(お忙しいところ本当にありがとうございました)、後半はちさ先生にバトンタッチ。
レッスンに入る前に、ちさ先生から結婚のご報告がありました~!
あらためまして、おめでとうございます!!
私も結婚式当日、一緒に歌わせていただいたのですが、とっても素敵な時間でした。



さてさて、ちさ先生にはDancingQueenのAメロを中心にレッスンしていただきました。
Aメロは歌詞が多く、音符も細かくて大変。
みんなそれを感じつつも、どうしたらいいか模索中だったんじゃないかと思います。

ちさ先生のレッスンでは、まず、歌詞のリズム読み(音を付けずに歌詞をリズムに合わせて読むこと)をしました。
歌詞を細かく区切って、繰り返し繰り返し読んでみます。
リズムや単語の意味合いからアクセントとなる箇所を意識しながらさらに繰り返し繰り返し。。
それから音を付けてまた繰り返し繰り返し。。。

と、やっているうちにだんだんとその歌詞、リズム、メロディが体の中に入っていく感じがしました。
ただ、Aメロ全体を通したり、一度サビを歌って2番に戻ったりしたときには、せっかく体に入った音楽がちょっと薄れてしまう気もしたので、もっともっと繰り返し読んで歌って、体にしみ込ませたいと思いました。
「歌詞を覚えましょう!!!」という宿題(?)も出たことですしね。



最後にスタッフさんからの連絡事項。
なんと、新しいネームカードが出来上がったそうです!
練習に参加するたびにスタンプがもらえて、スタンプをたくさん集めると…!?
きっと何かいいことがあるはずです♪♪

まだまだ伝え切れていないこともあると思いますが、この辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次のレッスンでお会いしましょう。